1998年4月におこなったスズランの品種試験の一部です。すべてドイツスズランですが、突然変異やそれに基づく改良等により、いくつかの品種・系統が育成されています(上の写真のほかにももちろんたくさんあります)。上の品種はオランダの種苗会社よりテストのために供試いただきました。
左より
German type (ドイツ型)
French type (フランス型)
Dorien (ドリーン)
Heidman (ハイドマン)
Havelperk (ハベルパーク)
系統によって草姿がずいぶん違うのがわかります。とくに右の3品種は草勢も良く、どれも優れたものですが、Dorienはとくに花茎が長く、葉がコンパクトなので、花が目立ちやすくなっています。切花にぴったりなんです。この年に種苗を大枚はたいて購入し、4年かけて養成、2003年の本日よりやっと切花が出荷になりました。市場でも大注目です。下の写真は左がGerman
type、右がDorienになります。